2021年06月15日

不動産の豆知識【徒歩1分は80メートル】

こんにちは!
今日もお天気がよく、暑い一日となっておりますね。
マスクをしての行動になりますので、のどの渇きが分かりにくくなっているそうです。
普段より、多めに水分を取るなどして、熱中症対策万全で一日お過ごし下さいませ。




さて本日は、不動産のルールの一つを説明してゆきます!


弊社分譲地の「ノーブルタウン坂本6」は、JR湖西線比叡山坂本駅から徒歩7分の距離にあります。

R03061501.jpg

▲こちらが、駅から分譲地までの徒歩ルートになりますね。

距離は、青いルートが530メートル
赤いルートが560メートル
どちらも歩いて、7分と記載しております。

距離が違うのに、同じ7分の表示となりましたね。
「なぜ?」と首を傾げそうになりますが、ここで登場するのが、
「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」に記載された

【 徒歩による所要時間は、道路距離80メートルにつき1分間を要するものとして算出した数値を表示すること。 】

です!
そのため、不動産広告や資料等に記載された徒歩所要時間は、
80メートル歩くのに1分必要というルールをもとに記載されることとなりました。
(ちなみに、「健康な女性がハイヒールを履いて歩いた時」に歩ける距離というのが、
ベースとなっているそうです)


更に、「1分未満の端数が生じたときは1分として計算すること」
・800メートルを10分と表示するのに対して、810メートルならば11分と表示すること。
・70メートルの距離でも、徒歩0分ではなく、徒歩1分と表示すること。


他にも、
「それぞれの施設ごとにその施設から最も近い当該団地内の地点を起点又は着点として算出した数値を表示すること」
や、
「直線距離ではなく、道路に沿って測定した距離(道路距離)をもとに計算する」
などなど。
徒歩所要時間を表示するにあたって、様々なルールが設定されています。


だた、「信号待ちや坂道などは時間に換算しなくてもよい」となっているので、
歩道橋や踏切、信号がとても多いルート等の所要時間を知りたい時は、
実際に自分の足で歩いてみるのが、一番となりますね。
勿論、天気や時間帯などによっても左右されることにもなるでしょう。


気になる物件等あれば、掲載されている所要時間は勿論のこと、時間計測用のアプリ等も利用しつつも、
一度は自分の足で周辺環境を見て回って、しっかりチェックしてみて下さいね!
地図を眺めるだけでは見つけることが出来なかった、新しい発見とかもあるかも、しれませんね♪







posted by 日新地研 at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ
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